将来の彼氏様



嘘。

怒ってない。

息切らして走ってきてくれたんだもん。



「あぁ~なんで寝てんだよ!俺!ほんっとごめんもう、行ってくれない?」


私はゆっくり首を横にふった。


「よかったぁ~!!じゃあ行こうっ!」


そう言って彪俄さんの手は当たり前のように私の手を握った。