放課後になり
いつもの三人で帰っていた。
凛: それにしても強引な奴…
意味わからんねんけど!(笑)
絵里奈: まじそれやんなー!
ほんまか思ったし!
七海: ななみ、実はちょっと
たつき君の事気になっとってん!
やから良かったー!
凛: そおなんや!
何にもないから安心して♫(笑)
じゃあねー!
2人: また明日ー!
今日は塾という事もあり、
そのまま解散して
一旦家に帰り、
最寄りの駅まで向かった。
信号を渡ろうと待っていた時
「 はぁはぁはぁ…
りんちゃん!!」
息切れと共に聞き覚えのある
声がして振り返った。
凛: 長沼!どしたん?(笑)
あ、今日言い過ぎた、ごめん。
長沼: ええねんええねん!
…ってか俺こそごめんな。
勝手な事ばっかいいふらして…
でも、俺ほんまに
りんちゃんの事好きやねん!
それだけは分かってて欲しい!
じゃあな!!
凛: え?ちょっと……
長沼はそれだけ言って
また走って帰って行った。
ほんな変なやつ…
好き…か。よく分からんな…
そう思いながら
駅に向かった。
