「……」 「好きなら、迎えに行けよ」 「でも…」 「お前ら、両想いなんだぞ?」 「…わかってるよ」 「見てるとイライラすんだよ」 「ごめん。でも俺…」 「いいから行け。沙那はまだ学校にいるぞ」 「おぅ。」 「教室で待ってろ」 「あぁ。」 「じゃ、俺行くわ」 空也は俺の大切な親友だ。 俺のことを大切に思ってくれてる。 俺も大切に思ってるよ。 見捨てないでくれて ありがとな、空也…。