会長の少しかすれた低い声は、私の体の中に染み込んで溶ける。 さっきは足元に座っていたかと思って油断していたら、覆いかぶさっているのか、目の前にはゴツゴツした腕。 会長と、私しかいない保健室はいつもと違うようで…。 「それとも…俺とイイ事する?」 思わず、頷いてしまったの…。