_______去年の7月。 当時高校1年だった私、望月りりは図書室に入り浸っていた。 ココには私の大好きな文学作品が揃っているから。 昨日は太宰だったから今日は泉鏡花かな? 一昔前の作品が好き。 固い文体から感情が滲んでて、お気に入り。 私には本しかいらない。 本は、私を裏切らないし。