年端もいかない私には経営の事は分からないだろうと? わなわなと、肩が震える。 「ふざけないでください。本は、真実しか語らない大事な過去からの遺産なんですよ。私の事が気に食わないなら…私の解職を請求してください。」 「…お前。おもしろいな。」 会長はクックと笑い私に近づく。 意外と背が高く、自分との差に後ずさる。 「…面白いってどういう事ですか。」 「そのままだよ。」 本当に同一人物? 仕草が、口調が違和感ばかり。