憧れの華帝高校到着。
憧れ、なんてキャラじゃないけど。


「入学おめでとう!体育館はあっちね?あ、分からなかったら話しかけてね」

話しかけてきた若い女の人、まぁおそらく先生であろう人に「どーも」とお礼を言って体育館に向かおうとすると…


「もしかして、この学校の先生ですか?何の先生なんですか?あの、私、遠山美奈っていいます。で、この子はさっき電車で会った神崎優奈ちゃん。」

先生にまで容赦なくしゃべる。
というか私の名前は言わなくていいんじゃないかなー(笑)


「美奈ちゃんと優奈ちゃんね。よろしくね。私は高坂香織。保健の先生、って感じかな?保健室来てねー❤」

ニコッと笑った顔がとても綺麗で不覚にもドキドキしてしまった。

っておい!
私たちに仮病を使えと?
なんて先生なんだ…


「ねー、いいよね!」
「はい、やっぱそうですよねー」

…ってなに意気投合してんだ‼