ずっとあなたを


昼休み、屋上で

花菜と私は携帯電話の画面を見つめる。

「花菜。

なんかあったら、た…



助けてね?」

私は、初めて人に自分の弱味を見せたかもしれない。
私が花菜を頼った事に驚いたのか、少し戸惑ったが、快くそして力強く頷いた。






画面に出していた『聖夜』の電話番号を押し、聖夜が出るのを待つ。


プルルルプルルル…



「もしもし?」

「あっ、あの。
こないだ女の子とキスしてんの見ちゃって…」


「それで?
あんた別に俺の彼女じゃないじゃん。
俺が何したっていいでしょ?

それとも












俺が好きなわけ?」

びっくりし過ぎて何も言う事が出来なかった。

「黙ってるって事は、当たりか。」

「あ、あの。
す、好きだよ?


そのっ

聖夜の事が。

だから、聖夜がチューしてたらショックそれで、








そ、

そのっ/////」




「ごめん。

からかいすぎた。

アイツは彼女なんかじゃない。


これから会えるか?」


「うん!」