君はまるでオレンジ。



明るく光るその色に

まるで心躍らすように。


ぼやけた夏の太陽が

君を照らした。


明るく笑う君の瞳の裏に

ゆらぐ悲しみを感じて。


揺らぐカーテンの隙間から

君の横顔とオレンジが重なる。