顔をあげるとそこに座っているのは
「は?」
「学校1のモテ男でーす」
正真正銘のバカの三浦だった。
「あら、知り合いだったの?上手くやっていけそうでよかったわー!」
知り合いもなにも
知り合いもなにも
知り合いもなにもだよ!!!!!
マイマザーーーーー!
「よろしくー"ゆいちゃん"」
パニックで三浦の名前を思い出せない私は、ただ突っ立って口をパクパクさせるだけが精一杯。
「じゃ、お母さん買い物に行ってくるわね。」
そう言って2人にされる私たち。
「てゆーか部活は?!てゆーか名前なんだっけ?!てゆーかなんでいんの?!」
「部活は休んだ。名前は明日確かめれば?なんでいるかって俺が"そうくん"だから。」
ええそうでしょうねぇそうでしょうねぇ
そうでしょうねぇーーーーーーー!
「あーあ、ゆいちゃんって昔はあんなにかわいかったのになー。見る影もないとはまさにこのこと!」
そんなセリフを伸びをしながらケラケラ笑いながら吐く三浦。
とまどう私。
「言っとくけど、俺、ゆいのこともうずっと好きだからな。覚悟しとけよ。」
へ?
好き?
三浦が?あたしを?
あ、友達としてだよね。
やだ。
勘違いてへっ
「あ、言っとくけど恋愛対象としての話しだからな」
え
え
なに今更無理なんだけどおおおおおお!