「よぉ由依!同居人はどうだった?」
朝練を終えた優が教室に入って来るなり私にそう言った。
「え、聞いてないの?」
三浦から聞いてそうなもんなのにね。
「誰から?あ、桃花?まだ今日話してねーもん。ていうかおい話そらすなよ!イケメンだったか?!」
目をキラキラさせてこっちを見る優。
私の前で気まずそうにする桃花。
そして、優の後ろで明らかに笑いを堪える三浦。
こいつ・・・・
「大親友の三浦くんに聞きなさい。」
そう言って私は優の頭を両手で挟んで無理矢理後ろの三浦の方に向かせた。
「は?!ちょ、なんで三浦は知ってんのに俺は知らねぇんだよーぉ!」
疎外感に涙目な優。
笑える。
「さ、言ったげて三浦くん!」
私がそう言うと、三浦はこちらをひと睨みした後、ものすごく怠そうな顔でこう言った。
「・・・・そうくんは俺でした」

