イズミの主義




どう言ったら伝わるんだろう…




小森から離れて小森の顔を見る



いつもより元気のない表情




「小森、ほら!わたしどこもケガしてないし、大丈夫だから」




そう言って小森に笑いかけると



「きゃっ」



また抱き寄せられた



でもさっきとは違ってとても優しくて
小森の早い鼓動を感じる





「なんで成瀬はそうなの」



「え、な、なに?」



平然を装う



けど声は裏返る




バカ、わたしのバカ




「ごめん、ちょっとこのままでいさせて」



「ちょ、ちょっと」



離れようとしても強く抱きしめなおされて離れられない







ガラガラガラ



その時保健室の扉が開いた




「なにやってんの」







…………!?