イズミの主義




「では最後に実行委員長の桐原さんに一言いただきます」



泉がはいとマイクを渡してくる




あーーもーー!


かわいーんだよ



「今日一日、体育祭の全責任を持ちます。桐原啓です。

一年で一度のクラス対抗の行事です。いい思い出になるように、全力で参加して楽しく過ごしましょう。



何かあれば、僕か成瀬さんに言ってください。
では、これで開会式を終わります。

みなさん、決まってる場所に行って準備してください。」





女子の黄色い声援が目立つ

ほらほら、泉


俺モテてるよ?



そう思って泉を見てみると




先生となにか話してる




だよな、だよな


泉からすると俺がモテようがモテまいがどーでもいいよな




先生と談笑している泉がかわいくて仕方ない



あきらめるどころか、日に日に泉を好きになってんじゃねーかよ





放送席に戻り、今日の競技日程を見る




えっと、3-1は…




って、あきらめるって言ってんのに

最初に探すのは泉のクラス…



あーダメだ



何やってんだよ、俺…

それでも男かよ