受け止められる訳もなく、

草の上に崩れるのを見ていた。

カエル達はさっきまでの緩慢な動きは

なんだったのかと思うくらい、俊敏にそのあたりから退いた。

マヤは頬まで地面にくっつけて、くったりしている。

あたしは地面にひれ伏して、マヤを覗き込む。

息はしてる。

それはよかったけど、どうしよう。

動かさないほうがいいのかな。

そっと手を伸ばして、マヤの頬に触れる。

じっとりと、汗をかいている。

内部で、何か起こってるんだ。