魔物☆に恋して

なんだそりゃ。

あたしはドアの方を振り返った。

と、初めに入りかけた、木のうろに、

半身を突っ込んで振り返っている自分が居た。

「どうだった?行って来られた?」

マヤが、すぐそばにしゃがみこんでいる。

「あ・・・」

手の中を確認する。

と、紅いのにもらったものは、

ちゃんと握り締めていた。

「あ、そんなものまでくれたんだ」

おまけにもらったものを、マヤは覗き込む。

「これを取りに行くのが大変だったんだ。

・・・ある意味、ここも大変だけど」