「マヤに飲ませたいと思わないか?」
「思わない」
紅いのはぐいっとこちらへ身を乗り出す。
「本当に?マヤはいいぞいい男だし。優しいし」
言って、手の草を振る。
と、シャボン玉がひとつ、こちらへ向かって飛んできた。
こちら、というかあたしの方へ。
わ。
避けようとすると、至近距離でぶわりと膨れ上がった。
ヒトの大きさになり、もやもやと色を蓄え、マヤの形になった。
ニッコリと、笑っている。
真っ直ぐにこっちを見ていて、蕩けそうな目をしてる。
いや、蕩けそうなのは、あたしのほうだ。
「思わない」
紅いのはぐいっとこちらへ身を乗り出す。
「本当に?マヤはいいぞいい男だし。優しいし」
言って、手の草を振る。
と、シャボン玉がひとつ、こちらへ向かって飛んできた。
こちら、というかあたしの方へ。
わ。
避けようとすると、至近距離でぶわりと膨れ上がった。
ヒトの大きさになり、もやもやと色を蓄え、マヤの形になった。
ニッコリと、笑っている。
真っ直ぐにこっちを見ていて、蕩けそうな目をしてる。
いや、蕩けそうなのは、あたしのほうだ。

