「あ、踏まないで」
マヤが、あたしの腕をつかんで引っ張る。
見ると、足元に、角のある大きなかえるが座っていた。
「丈夫だから踏んじゃってもなんともないんだけど
ものすごく怒るんだ。だから、避けたほうがいい」
怒るって。
おもしろいカエルだな。
おかげでマヤは、あたしの手をつないだ。
不慣れですからね、あたしは。
「で、どこまで、何を採りに行くの?」
「すぐそこ。ただの薬草だ」
「ふうん」
「ただね、その草を管理してるのが、やっかいなんだ。
気に入らない相手だと、薬草もらえない」
マヤが、あたしの腕をつかんで引っ張る。
見ると、足元に、角のある大きなかえるが座っていた。
「丈夫だから踏んじゃってもなんともないんだけど
ものすごく怒るんだ。だから、避けたほうがいい」
怒るって。
おもしろいカエルだな。
おかげでマヤは、あたしの手をつないだ。
不慣れですからね、あたしは。
「で、どこまで、何を採りに行くの?」
「すぐそこ。ただの薬草だ」
「ふうん」
「ただね、その草を管理してるのが、やっかいなんだ。
気に入らない相手だと、薬草もらえない」

