魔物☆に恋して

と、外で騒いでいる声がした。

『湖、銀色になってる』

『さすがにこれは初めてだな』

銀。

鏡。

あたしは、飛び出して、湖に向かった。

人間にしか見えない子供達が、

湖に向かって走りよっている。

あたしはその中に混ざって、走った。

「わあ、今度は何の毒だろう」

「お前、飲んでみれば?」

子供達が興味深げに湖面を覗いている。

遠目にも、それが銀色なのはわかった。