魔物☆に恋して

「・・・ジ・・・ル・・・」

いえ、あたしはサラなんですけど。

けど、マヤの目は、

信じられないようなものを見るような、

感動的なものを見るような、

そんな二つの表情に絡み取られている。

あたしは思わず自分の手を見る。

いつもの手。

足もそう。

体も。

それから、振り返って、鏡がないか探した。

ない。