「マヤ」
呼ぶ、というか、あまりに痛そうで、ついつぶやいた。
と、
マヤが目を開けた。
あたしを見て、ハッとして、自分の、紋章の消えた腕を見た。
「ノエルは?」
「・・・さあ。ルイカが、教えてくれない」
「そうか」
目を伏せる。
「・・・イタい・・・」
呼ぶ、というか、あまりに痛そうで、ついつぶやいた。
と、
マヤが目を開けた。
あたしを見て、ハッとして、自分の、紋章の消えた腕を見た。
「ノエルは?」
「・・・さあ。ルイカが、教えてくれない」
「そうか」
目を伏せる。
「・・・イタい・・・」

