魔物☆に恋して

「あ、サラだ」

誰かが言って、みんながあたしを見た。

「マヤを助けてくれたんでしょう?」

一瞬、答えに詰まる。

だって、助けてなんかない。

「マヤ、助けたかったんだ」

「あ、いるじゃん。マヤ」

誰かがベットの中身に気づいて、みんなが走り寄る。

「あ、紋章消えてる」

「何で寝てるの?」

「生きてるの?」

口々に、あたしとルイカに訊いてくる。