魔物☆に恋して

ノエルが、笑みを浮かべているせいか。

本当のように聞こえない。

「この世界にとっては、小さな爆発。

でも、マヤの体は、その爆発を増幅させることが出来る。

マヤの力が関与することで初めて、

この世界を吹き飛ばすことが出来るんだ」

「そんな。あたし、そんなの押さないよ。

元々、押されないことがここのヒトの望み

だったんでしょう?」

「だった。でも、変わったんだろ?

ここのヒトは湖のせいで、苦しんでいる・・・」

「だからって、何でマヤ一人が犠牲に?」

「・・・押せば?こいつは覚悟の上だよ?

もう、二度と表面には出てこないつもりらしい。

あんたに説き伏せられて、

覚悟が鈍るのが何より怖いみたいだけど」