魔物☆に恋して

マヤは、頬杖をついたまま、あたしを見た。

目線が同じくらいになっている。

「説明は聞いてるな?」

やっぱり。

喋り方が、マヤじゃない。

「あんた、何て名前なの?ややこしいから教えて?」

マヤは、にっと笑う。

「オレはノエル。やっぱり一目でわかるんだな。

それって、オレの魅力のなせる業?」

「で、説明ってどういうこと?」

ノエルの戯言はきっちり無視で話を続ける。

「起爆装置のボタンを押すかどうか、

あたしの判断で決めろって。

そういう説明はあった。それと」

あたしは声を落す。