喋ってると、それすら傷に響いてた。
なのに、それが、軽くなっていく。
何気なくチラリ背後を見る。
その動作にも、あまり痛まない。
それって、
このせい?
マヤが、あたしの傷に手をかざしてる。
「あ、これ?『手当て』って言葉があるだろ?
痛いところに、つい手を持っていく。
それって、手に治癒能力があるからなんだって。
オレには、もうちょっと多めに治癒能力があるんだ」
ああ、わかる気がする。
特に何もしなくても、マヤがいると、
周りの者が癒されるっていうか。
そういう力があったのか。
なのに、それが、軽くなっていく。
何気なくチラリ背後を見る。
その動作にも、あまり痛まない。
それって、
このせい?
マヤが、あたしの傷に手をかざしてる。
「あ、これ?『手当て』って言葉があるだろ?
痛いところに、つい手を持っていく。
それって、手に治癒能力があるからなんだって。
オレには、もうちょっと多めに治癒能力があるんだ」
ああ、わかる気がする。
特に何もしなくても、マヤがいると、
周りの者が癒されるっていうか。
そういう力があったのか。

