魔物☆に恋して

惚れ薬のだダシが出きった草は、

すりつぶされて、煮られている。

それは、さっき、マヤが色を付けた『惚れ薬』

よりも、かわいらしいピンク色をしている。

そのまま爪にのっけたら、

いい感じのマニキュアになりそうだな。

「休まなくていいの?」

「マヤは?」

「オレは護衛だから。明日、ルイカと交代してから、寝る」

「って、明日はルイカと一緒にいないといけないの?」

思いついた不満が、つい素直に口から出てしまった。

「そうだよ。ルイカは気に入らない?」

「気に入らないというか」