「な、何だよっ」 ビックリする私に関本君が問いかける。 「いや、関本君って女の子慣れしてそうだったから意外な反応だなぁって…」 「う、うるせーよっ!俺は女の子慣れなんかしてない‼」 へぇ~…… 「むしろ女の子は苦手だし」 「へ!?そうなの!?」 またまた意外な一面がッ‼ 「だって、目を合わせるのも難しいぐらいだし……」 「でも私に合わせてくれるよね?」 関本君、もしかして……私を男の子って思ってるのかな!? 「いや、新垣はなんか…大丈夫なんだよ」 関本君は小さい声で言った。