「関本君、もうここでいいよ」 私の家の近所のコンビニ辺りで私が言った。 「ダメだってば。襲われたらどうすんの?」 「お、襲われる……!?」 この何の取り柄のない私が!? 「ありえないよ」 「はぁ……ほんと鈍感だな」 関本君がなぜか呆れたようにため息混じりに言った。 「ど、鈍感って……」 「ま、そこは気にすんな」 き、気にするよ……… まぁ、いいや。