「え、ここまででいいよ!?」 「いやいや、もう暗いし送る」 えぇ!? 「大丈夫だよ!私1人で帰れるよ!」 送ってもらうなんて悪いし…… 「ダメ。新垣も一応女の子なんだから」 「い、一応!?」 「あはは、うそうそ。立派な女の子だから」 また私をからかって~… 「じゃ、行くぞ?」 「え、ちょっと関本君!」 関本君は私の手を引いて右の道の方へ歩き出した。