「失礼しまーす……」
図書室に到着し、ドアを開ける。
「お前、遅い」
中には偉そうに椅子に座った、西内君がいた。
「す、すいませんでしたぁ!!!!」
挑発するような言い方で謝る。
ほんと、何でこんな偉そうなの……
「ふーん。そんな言い方するんだ?」
西内君が立って、こっちに来たかと思うと私を壁まで追い込んだ。
「その偉そうな口、塞ぐしかないな」
「え、意味わかんな…っ、んんっ!?」
その瞬間、西内君の顔がドアップに映っていて生暖かいものが唇に触れた。
私はキスされたんだと理解する。
「ちょっと…っ、何でキス…」
唇がだんだん熱を増していく。
「逆らう未愛が悪い」
「………っ」
私のファーストキス………。
まさかこんなに簡単に奪われちゃうなんて……
………最悪。



