『ほんとに!?』



「ほ、ほんとだって!!」




妃奈ちゃんは『ならいいんだけど』と半信半疑のように言った。




はぁ……よかった。




妃奈ちゃん、勘がいいから……





『ま、それだけだから』




「うん、心配してくれてありがとっ」




そして妃奈ちゃんとの電話を切った。