―――2時間後。 「じゃ、今日はここまでにするか」 颯太が教科書を閉じる。 「うん、ありがとう!いつもごめんね?」 「ま、俺も未愛に教えることで勉強になってるから」 そうなんだ……颯太、いつテスト勉強してるのかなって思ってたけど、私に教えることも勉強なんだ……。 「じゃ、帰るぞ」 私は教科書類をカバンに入れて、図書室を出た。