「に、西内君の……バカ」


私は赤くなって一言つぶやいた。


でも……すっごく幸せなの。


これからも……ずっと西内君と一緒にいられますように。


私は七夕でもないのにそう願って星空を見上げた。




―――こうして、私の夏休みは最高の夏休みとなった。