『ただいまより、花火を打ち上げます』 ちょうど移動し終わったころ、アナウンスが鳴った。 「もうすぐだぁ……」 私は興奮しながら花火が上がるのを待つ。 「もうそろそろ8時だ」 西内君がそう言ったとき――― バンッ――― 「あ……花火だ!!!」 大きくて綺麗な花火が上がった。 初めの花火を合図に、次々と花火が上がる。 「うわぁ~……綺麗……」 「綺麗だな……」 西内君も私と同じように夜空を見上げる。