「んじゃ、また遊ぼうね」
「うん!今日はありがとう!」
電車に乗って集合場所だった駅に戻り、妃奈ちゃんとわかれる。
「ふぅー………」
てか、まだ4時か……。
改札を出て、歩き出す。
すると、目の前に見覚えのある人が歩いていた。
「麗奈ちゃん………っ!!!」
「あ、未愛」
1人で歩いていた麗奈ちゃんを引き止めた。
「あの……昨日は色々ごめんね」
麗奈ちゃんには協力してもらったし……。
「ううん、いいのよ!……それよりさ、見て。これ。」
麗奈ちゃんが首もとを見せた。
「これ……颯太にやられた……」
え……?
麗奈ちゃんの首もとにある赤い跡。
「キスマーク………?」
「そうよ」
そう言った麗奈ちゃんが不敵な笑みを浮かべたように見えた。
キスマーク....西内君が....?