「―――ってことなの」


私は少し落ち着いた後。
妃奈ちゃんにあの写メを送り、電話した。



『この写メ……どう見ても西内だよね~……アイツ、何考えてんだろ。ほんっと最低ッ!』


妃奈ちゃんは私の話を聞いてくれた。


「もう……このままフラれちゃうのかな……それか自然消滅か……。」


悪いことしか考えられない。


『うーん……でも、誤解かもしれないよ?』


「私だってそう思いたいよ!でも……」


この写メがすべてを物語ってるように思う。


『西内が未愛のこと遊びだなんて、ほんとに信じられない。あんなにベタ惚れだったのに』


ベタ惚れ……か。
少しでも西内君が私のこと本気だったんなら嬉しいけど……。