「えへへ、お揃いだぁ~」 あまりにも嬉しくて思わずにやける。 「未愛」 「ん?どーしたの?」 「あのさ、後ろ向いて」 西内君の言う通り、後ろを向く。 すると、西内君は私の首に腕を回した。 え!? こ、これは!? も、もしかして後ろから抱きしめられる!? ドキドキしすぎて体が硬直する。 「ん、できた」 「え……?」 首を見ると、ネックレスがつけられていた。 あ、これをつけてくれたのか!! 私ってば、何妄想しちゃってるのよーっ! バカバカバカーっ!!!