「明日の連絡事項は───」




ホームルームが始まる。




はぁ、ホームルームめんどくさい。




頬杖をつきながらふと、西内君に視線を向ける。




西内君もめんどくさそうに、ホームルームを聞いている。




西内君って何で無表情なんだろ……。

逆にすごいなって思う。

私なんかすぐ笑ったりしちゃうし。

お笑い番組とか見ても笑わないのかな?

私だったらお腹が痛くなるまで笑い続けるけどね……。




なーんて、バカなことを考えているうちにホームルームが終わろうとしていた。