私が涙を拭ったその時。 〜♪〜♪〜♪〜 メールの着信音が鳴る。 ……きっと………九条君だ。 いつものことだから…… メールを確認する。 《俺とキスするの嫌なの?明日こそはしようか》 明日………か。 私はメールを返信せずに受信BOXを閉じた。 明日………絶対に別れる。 もちろん、西内君との関係をばらされる前提で。