「んじゃ、また明日ね。夜に出歩いたりしちゃだめだからね」
「う、うん……」
九条君の言葉に頷くと、九条君は自分の家へと帰っていった。
「ふぅ……」
家に入ると、私は部屋に入ってベットに寝転んだ。
「九条君…こ、わい……」
九条君のことを思い出すと、手の震えが止まらなかった。
私は九条君に恐怖を感じ始めていたのだ。
「西内君……っ」
急に西内君が恋しくなって、涙が溢れてきた。
西内君……助けて……っ
声に出せず、ただ、心で叫んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…