「あー……お腹空いたぁ……」 机にへばりつく。 「───未愛っ!!」 声のする方を見ると、夢奈がいた。 「………あ。」 そーいや、行かなきゃいけないんだ…… 「じゃあ妃奈ちゃん、いってくるね」 「いってらっしゃい」 ガタン─── 私は立ち上がり、廊下へ出た。 「未愛、お腹空いてるところにごめんね?」 「ううん!!さ、早く行こ!!」 私と夢奈は資料室へ向かった。