太陽のような君




そして次の日、恵介の練習が終わった後の夕方に会うことになっていた。

待ち合わせ場所に先に着いていた恵介は、一段と黒くなっていた


「ひさしぶり!!」

「ひさしぶりだなぁ、会いたかったよ、蒼」

そういって恵介は私をぎゅって抱きしめてくれた




全然、別れの危機とかじゃないじゃん!!!!


久しぶりのハグがとってもとってもうれしかった。




今日1日デートして思ったことは、

私はやっぱり恵介が好きだってこと。



「蒼、俺Jリーグのチームと明日練習試合するんだぜ!羨ましいだろ〜?(笑)」


「えっ!?ちょー羨ましい!!観にいく!!!」

「まじで?来れる??」


「あっ、バイト、、、

いや、でも行く!!!ヘルプ入ってもらうよ!恵介の有志も観たいし♪」


やった~頑張らなきゃなぁ!
って恵介が笑顔で言うのを私も愛おしく見てた。


帰り際に、恵介が
「あー帰りたくねー。」

って言ってくれたから

「明日も会えるし!試合なんだから早く寝てコンディション整えなきゃ、でしょ?」

って私もニヤニヤしながら答える




「蒼は俺ともっといたくねーの?」

って可愛い顔して言ってくるもんだから

「ばかー!いたいに決まってるでしょーーー!」

って言いながら抱きついた


恵介も抱きしめ返してくれて、彼の心臓の音が速くなるのを聞いて、、


少し長めのキスをした




「じゃあ、また明日!応援頼むな!」

「もちろん!プロでも倒しちゃえー(笑)!!」

そう言って別れた。