「へえ?
てか、お前ら前に会ったのいつだっけ?」
う…痛いところを突く…
「5月の上旬…」
「はあ?!1か月以上も会ってないのか??」
龍が有り得ないって顔して聞いてくる
「うん、だって、、、私はバイトで忙しいし、恵介も部活に入っちゃったから週6とかで練習があって、なかなか都合が合わなかったんだもん。。」
そう、私の彼氏の恵介は高校時代サッカー部のキャプテンで、スポーツ推薦で大学を決めた。
「メールとか電話は?」
「最後に電話したのは6月の上旬とか…。メールは先週ちょっとしたけど、、、」
「それ、大丈夫かよ?」
う…みんなが不安そうな顔でこっちを見る
「…大丈夫じゃなさそう???」
うーん、、、という顔をするみんなを見て、私は初めて事の重大さに気が付き始めた。
「まぁ、明日久しぶりに会うんだし、めいっぱいおしゃれして行きなよ!」
南がやっと真面目なことを言った。
「うん、、、ありがとうみんな~」
そんな会話のあと、なんの後腐れもなく、みんなで海の計画を立て始めた。こういうさっぱりしてるところが、私にはありがたかったりする。
「じゃー試験が終わった、8月の4・5・6・7日で沖縄ね!!!」
南がいえーーーいって言いながら腕をふる
「たのしみーーーー!!」
飛行機の予約とか、ホテルのことは海と南にまかせることになった。2人はしっかりしてるから♪
夏休みの一大イベントの予定が決まって、みんなと別れた
