太陽のような君




6月も下旬になった頃、そろそろ海の計画を立てようって言って、4人で大学の食堂に集まることにした。



「蒼、明日彼氏と会うんだって?(笑)」

昨日某SNSで私がつぶやいたのを見て南が話題にした。

「うん!ってなんで笑ってんの、南!!!」



「いやあ、笑ってないよ?(笑)」

「ちょっと!笑ってるでしょー(怒)!!!」



私と南が食堂で話してると龍と海もやってきた。



「あ、海!龍もきたー」

「蒼声でけーよ、外からも聞こえたぞ。」



「え!?嘘!?」

「嘘」


南だけじゃなく、龍も私を小馬鹿にしてくるからむかつく!!



「で、明日何するの?(笑)」

相変わらず笑いながら、南が私と龍の言い争いを遮って聞いてきた。



「んー恵介の家かなあ?」

まだ、デートプランを聞いたわけでもなく、私も別にどこに行きたいとかはなかったから、適当にそう言った。



「家とか、何する気だよ」


龍が言ったのを聞いていきなり恥ずかしくなった私は、全力で撤回した


「そーゆーつもりで言ったんじゃないってばー///」



「でも、男はそーゆーつもりだよな」

「うーん、多分?」


って海までそんなこと言うなんて、、、、!




「まだ、決まってないんだもん!昨日突然メールが来て、明日会える?って言われただけだし。。。。」