館内は割と空いていた
「ねぇ、何から乗る??私、ジェットコースターは制覇しなきゃ気が済まないんだけど!」
そう言って龍を見ると、
なんでもいいよ、と言いながら優しい目で私を見ていた
もしかして…もしかしたら…
龍は、私を元気にするためにこんなこと言い出したのかも。
それなら、私はどうやって龍をもてなせばいいの??
龍ばっかり、優しいなんてずるい
「じゃーあ、今18時過ぎだから、TOTにしよっ♫?
どれくらい並ぶかなぁ〜」
私は一つの案を考えた
勝負は、20時頃にあのジェットコースターに乗ること。
そうすると、パレードが見えてとっっっっても綺麗だから!!
この時期は花火もやってるし、アレがもってこい!!
これなら、龍も喜んでくれるでしょう?
「あー50分待ちだって!意外と混んでるねぇ。」
龍はさっきからあまり喋らない
「ねぇ、龍どうしたの??」
「いや…
お前、
なんか可愛いなーと思って(笑)」
え////!?
