「蒼、今は無理して笑わなくていいから。」
そう言って、いつもは持ってないハンカチを出してくれた
「えっ、、、私いつのまに泣いて、、、」
涙が、また…。
「お前の好きなやつなだけあるな。俺は、恵介はなんて自分勝手で図々しいやつなんだって思ってた。」
いきなり龍がこんなことを言うから、何を!って思ったけど、話が終わってないみたいだから聞くことにした。
「でも、やっぱり、お前のこと、大事なんだよ。
大事だから、お前が受験で大変なときも、支えてくれたんだな。
だからこそ、今はお前を支えることができてないって不安なんだろうな
むしろ、お前を信じてやれない自分が、情けなくて、お前に申し訳ないんだ。」
分かってるよ、、、もう、恵介が私のせいで苦しいのはわかった。
だから、苦しめちゃだめだ……
だめ…なのに、まだ涙が止まらない。
「蒼、今思ってること、素直に、正直に、俺に言って?」
「…恵介が私のせいで苦しいのはわかった。
苦しませたくない…から、もう辞めるよ。」
「蒼、俺にだけは嘘つくな。
そんな簡単に、辞められないから、今、泣いてるんだろ?」
だから、なんで龍には私の何もかもが見透かされてるんだろう。。。
「でも、どうしようもないんだもん!!
何を言ったって、恵介は勝手に私と別れるって決めちゃったんだもん。
どれだけ好きか言っても、恵介は不安のままなんだもん。
どうしようもないじゃん……」
「ほら、言えんじゃん、本音。」
