「蒼、あいつは、多分、、、お前のことを信じてやれない自分が嫌いで、それで、お前に申し訳ないから、別れを告げたんだと思うぞ。」
『蒼にも、すぐわかるよ』
恵介の言った意味って、それなの?
「お前の何かが悪かったわけじゃない。なんつーか、どうしようもないことだったんじゃねーか?」
龍が慰めてくれる。
「蒼、私、2人は別れても、良い関係でいられると思うよ。一生会えなくなるわけじゃないんだし。
そういう意味で、恵介くんは蒼のこと、一生愛してるって、言ってくれたんじゃないかな?」
南が付け足す。
そっか、、、確かに、会えなくなるわけじゃない。
会いたくなったら、会いにいけばいい。
でも、会いに行ったら、恵介はよろこんでくれるのかな?
その横に、可愛い彼女がいたら…?
私は耐えられるのかな?
「ごめんね、今日はありがとう。泣いたら少しスッキリしたよ!」
そう言って3人と別れた。
家に帰ってからも、いろいろ考えてしまっていた
そんな時、携帯に電話がきた
