教室の中心には、仲良くお昼ご飯を食べる優雅と早川先輩の姿が。 周りでご飯を食べているクラスメートも、落ち着かない様子だ。 私は優雅と一瞬目が合ったが、早川先輩がいるということもあり、素早く反らし、結衣と一緒に自分の席に座った。 「優~雅。あーんして?食べさせてあげる。」 「先輩、公ではやめましょうよ。」 早川先輩の甘い声。 優雅は拒んでいるが、皮肉にもその行動はイチャイチャしている、と捉えられてしまう。