私は笑顔で龍二と別れ、家路を歩き出した。 時刻は21時をとっくに過ぎ、22時になろうとしている。 今までこんなに遅くに帰ったことはない。 外灯が少ない住宅街はどことなく不気味に感じる。 私は足の速度をあげ、お兄ちゃんの待つ家へと急いだ。 帰ったら、お兄ちゃんに謝らなくちゃ。 目の前の角を右に曲がればすぐ家だ。 私は急いで角を右に曲がった。