結衣も前から光輝のことカッコイイって言ってたんだよね。 でも、高値の花だって言ってアプローチとかはしないでいた。 「その反応だと、もしかして良い感じになっちゃう感じ?」 優雅はソファから立ち上がり、私がいるキッチンへとやってきた。 「うん!なっちゃうかも!…やったぁ!」 大好きな親友の結衣の想いが届くかもしれない。 そう考えただけで、口元が緩む。