優雅の家も、私の家も共働き。
だから、優雅はほぼ私の家に居候状態。


夕飯はほとんど毎日私の家で。

夕飯を食べてボチボチしたら帰宅する。
朝、私を迎えに来る。


一緒に登校。
一緒に帰宅。


カレカノではないのに、そんな日々が続いてきた。

幼なじみだから、続いてきたのだ。


親に言われてるから。
ただそれだけ。


私は、テレビを見て笑う優雅の後ろ姿を、静かに見つめた。